ばんかずまのブログ

元独立リーガーの過去、現在、未来。

台湾での社会人野球生活の1日は?

 

こんにちは伴です。

2017年の前半、わずか4か月ほどでしたが台湾の台北で生活をしていました。


f:id:bankazu:20190405144444j:image

 

どのような経緯で台湾の社会人野球チームと契約したかはここでは割愛しますが、練習のある日はどのような生活をしているか書いていきます。

   

朝は7時過ぎに起きています。シャワーを浴びて着替え、8時前に出発。

移動手段は原付(ビッグスクーター?)です。もちろん免許はないので、近くに住んでいるチームメイトのバイクの後ろに乗せていってもらっていました。

台湾は本当にバイクが多いです。マリオカートのスタート前のように白線上はバイクでいっぱいで、青に変わったとたん一斉スタート。なれるまではバイクの後ろは怖かったですね・・・

 

途中の軽食屋?で朝食を購入。食事は外で食べる文化なのか、いたるところに飲食店があります。物価は日本より安く、朝食用で売られているサンドイッチを2個買っても300~400円ほど。コンビニなどで売っている水や紅茶などは相当安いです。500mlで50円以下のものも珍しくありませんでした。

 

公園内にある練習場に到着したら朝食を食べ、体重測定や練習の準備をします。

 

9時前に練習開始。アップは全体で行いますがキャッチボールから投手と野手に分かれ、野手はノックやバッティング、トレーニングの流れになることが多いです。

投手は投手だけでノック、基本練習やブルペン、コンディショニング(トレーニングやランニングなど)です。

日によっては投内連携や紅白戦などが組み込まれていることもあります。

 

練習の終了時間は13時あたりが目安。解散して各自で昼食。これも外食で麺類や定食などです。

 

乗せていってくれるチームメイトがジムに行く場合は、そのままトレーニングジムへ。ここは個人練習なので自分で決めたメニューを進めていきます。

大体1時間前後で終了し、帰ると15時前でしょうか。

   

ここからは完全にフリーです。買い物に行ったり、部屋でパソコンを触っていたり。大体昼寝していました。

 

夕食はそばにある飲食店で食べます。定食が安く、日本円で500円以内に収まる料理が多いですね。1日3食全て外食でも1000円ちょっとで済みます。


f:id:bankazu:20190405144558j:image

 

ここまで読んだ方は「仕事は?」と思うでしょう。仕事は「野球」でした。社会人野球というカテゴリでしたが、通常の仕事は一切なかったです。台湾にはCPBLというプロ野球組織があり、僕が所属していたチームはそれに所属していたわけではありません。

ですので社会人野球という区分なのですが、「仕事は野球=プロのようなもの」という不思議な状態でした。

 

この年はこの社会人野球チームのテスト時に膝の靭帯損傷をした影響もあり満足できるパフォーマンスはありませんでしたが、それもまたタイミングです。

結果は最悪な1年でしたが、野球で海外のチームと契約したことは人生のいい経験になったと思っています。