1試合目
JR東海 100 010 001 3
三菱岡崎 000 010 000 1
JR東海の攻撃 三菱岡崎の先発は北畑
1番の長曽我部がレフトへヒットで出塁。
2死1塁から4番池田がライト前。三菱のセカンド宇都口がラインドライブによる打球の変化に対応しきれなかったため一歩届かず。この間にランナー3塁へ。
5番津川が追い込まれてから低めの変化球(おそらくフォーク)を泳ぎながら三遊間へ転がす。サード追いつけず、ショートが捕球も投げられない。内野安打で先制。
2回表、1死1塁での長曽我部の打席。初球バントの構えでスライダーが浮き、フォークをたたきすぎてベース前でワンバウンド。その後のストレートも抜けて3ボール。結局四球。次打者堀尾も追い込んでから袖をかすめる死球で満塁に。
3番竹村をレフトフライで打ち取ったが、イマイチ調子が出ない様子。
その後毎回安打を放つもののなかなか得点にはつながらず。
北畑は3回で70球を超える。
毎回安打を放つも、無得点のJR東海。
5回、先頭の2番堀尾が左中間へ2ベース。3番の竹村がライトフェンス直撃の2ベースで追加点。無死だったため、2塁ランナーの判断が難しい状況。
送球が2塁へ繋がれたため得点となったが、ホームへ繋ぐ選択肢が守備陣にあったらもしかしたら本塁憤死だったかもしれないタイミング。
声の連携がどうだったのか気になる。(あの応援ではどちらにせよ聞こえないかもしれないので何とも言えないが)
6回2死から2者連続でストレートの四球。球数も100を超えていたのでこの回までかと思ったところでストライクが入らず。
三菱岡崎の2番手大井がセカンドゴロでしのぐ。
9回に1死1.2塁で三菱岡崎は左の坂巻にスイッチ。4番池田が初球のストレートを左中間へ2ベース。
三菱岡崎の攻撃 JR東海の先発は喜久川
6回に四球のランナーを送りバントで2塁へ送る。4番豊住へ投げたワンバウンドのスライダー(空振り)をブロッキングできず&見失う。ピッチャーの喜久川がバックネットまで走り、ホームへ送球するも間に合わず。1点返す。
2死1.2塁でJR東海は小室にスイッチ。堂が2-2からひざ元のスライダー?が当たるが、主審が「ストライクゾーンに膝を出した」と判断し記録は三振。
その後の7.8.9回で小室から放ったヒットは飯島の1本のみ。
観戦所感
北畑はドラフト候補だった年もあるようです。ストレートが球場のガンで148まで計測されていましたが、その割にはストレートで空振りが取れない。
個人的な考えですが、投球モーションと実際に投げられるボールの速度が一致しすぎているので打者が対応しやすいのではないかと。
真正面から見たわけではないので、打者目線でのタイミングの取りやすさやテイクバックの見え方、投球腕の出方などはわかりませんでした。
基本の組み立ては140前半のストレートと130前後のスライダー、フォーク。
カーブはほとんど投げないでしょう。よほど余裕のある時に目先を変えるために投げる程度かと。
初回と2回はかなり力も入っていたようなので、打者の体感速度は球速表示ほどではなかったかもしれません。3回あたりから無駄な力が抜けて、若干リラックスして投げられていたのかなという印象です。
三菱岡崎の打者の傾向として、構えている時の頭の位置が投手よりになっている選手が比較的多かったと感じています。
タイミングをとる時に軸足だけで立つ時間がありますが、その時も投手よりにあるために片脚で立つ時間が非常に短い。
その状態でタイミングを合わせるためには始動を遅らせるしかないのですが、下半身のエネルギーがバットまで伝わりにくい状態を作ってしまっているために若干手打ちに近いのかもしれないと思います。
トップを深く作りにくいため、速い球には押され半速球系(スライダーやフォーク)の対応が難しくなるのかなと。
この構え方がチームの方針なのか、今日たまたまだったのか。次回観た時どうなっているのか気になりました。
明日はトヨタとホンダの試合について記載します。