ばんかずまのブログ

元独立リーガーの過去、現在、未来。

高校生に知っておいて欲しいこと10選

 

 

 

今回の文章は以前noteに投稿したものを加筆修正しています。

①睡眠時間の確保

 学校に部活、アルバイトに遊びと、何かと忙しい高校生ですが睡眠時間をしっかりと確保することは非常に重要です。

 体力があるばかりに「昨日徹夜した」などの寝てない自慢をしたくなるのはわかります。僕もやっていたと思います。その日はハイテンションで乗り切っていけますが、ただのごまかしです。睡眠中には生きていくうえで必要なホルモンがいくつか分泌されています。肉体的にも精神的にも、しっかりと寝ることで安定しやすくなります。

②栄養について関心を持ち、普段の食事に気を使う 「PFCバランス」

 食べ盛りの年齢で三食で満足できるはずもなく、お菓子やジュースなどをバカ食いしたくなるでしょう。もちろんたまには良いですが、普段の食事は栄養に気を付けてもらいたいですね。

人の体は食べたものでできています。タンパク質(protein)、脂質(Fat)、炭水化物(carbo)のPFCバランスを気にするだけでも食事のとり方が変わるはずです。

③学校の勉強は役に立つ

 学校の勉強は基本的に調べれば答えがわかるようになっています。もちろん覚えていたり、理解していることは大事です。でも知らないことを調べて、答えを見つけることが非常に大事。学校に通っている間に「調べ方」を学んでおくことは、卒業してから役に立つはずです。

④細かい目標を立てゴールを作り、取り組みをふり返る

 授業でも部活でも、半ば強制的に活動させられる状況は多くあります。その中でも主体的に動くために、自分で目標を立てることとその反省をしましょう。

 僕は野球部だったのですが、練習の日はほぼ毎日素振りが400本ありました。20×20で400なのですが、ただ振るだけでは面白くないので片手で振ったり、コースや高さを設定したり、目をつぶって振ることで重心のバランスを確認してみるなど、数多くの方法で素振りをすることで気づくことがありました。自分で発見したことがあると楽しくなります。

⑤時間は有限

 当たり前ですが時間には限りがあります。卒業するまでに、もしくは卒業後に何がしたいか。そのために始められることを今から探して始めましょう。

 

⑥お金も有限

 お金ももちろん有限です。親が働いたお金に頼ることが多いはずです。遊びに使うことも大事なことですが、本当に必要かどうか少し考えてみましょう。

 お小遣い制がほとんどだと思います。その金額で一か月をやりくりする能力を今のうちに身に着けておくと、働きだしてから散財が原因でお金に困る可能性は低くなるでしょう。

⑦趣味を複数持つ

 一つのことにのめりこむことも大事ですが、複数の趣味を持つことで別の視点から物事をとらえられるようになるかもしれません。

 ちなみに僕の今の趣味はトレーニングと読書とYouTubeですかね。

⑧クラスメイトと馴染めないことは大した問題ではない

 学校生活では大半が教室での生活なので、クラスに馴染めないと不登校になってしまうこともあるかもしれません。が、これはそんなに大きな問題ではないです。学校を卒業してからは、クラスメイトに会うことはかなり少なくなります。ですので「こんな考え方の人もいるんだなぁ」と割り切って、人間観察に徹してもいいですよ。

⑨文字を読む習慣をつける

 今はパソコンやスマホなどの普及で音声や動画で情報を得る機会が増えました。それでもいまだに新聞、雑誌、本などの文字による情報の伝達や共有は主な手段です。文が正しく読める、速く読めることは大きな長所となります。

⑩人は失敗から覚える。失敗に敬意を

 日本は「事なかれ主義」が強いので、失敗に対するイメージが非常に悪いです。失敗すると怒られるから挑戦せず無難なところでやめてしまう。これが全て悪いとは言いませんが、大きな成長は見込めないでしょう。

 失敗したという事実には様々な要素があります。自分の限界を超えていた、能力的には可能だったがアクシデントがあった、計画にミスがあった、など。

 これらのミスの原因も、挑戦したからこそわかることです。他人が何かを失敗したときは、まずその挑戦に敬意を払えるようになるといいですね。

 

 上に書いたことは、高校生に限らず全ての人に当てはまる大事な考え方だと思っています。新生活を送る人も、同じ組織で活動を続ける人も、一つの区切りとして新しい事を始めてみるのもいいかもしれません。