こんばんは伴です。
今日はブルペンでの投球練習についてお話します。
大半のピッチャーはブルペンでピッチングをしますが、具体的に何を練習しているのか答えられる選手が少ないのではないでしょうか。
質を高められない結果、球数という量でしか練習の成果を感じることができず、「200球投げた」などでしか投球練習についての尺度がない状態のチームも多くあると思います。
実際に何を考えるのか
- まずはど真ん中だけ狙う
- 4シームだけ投げる
- どこにズレるのか検証する
- ビデオ等で動画を撮影する
これだけです。
ど真ん中を狙って投げた場合、自分が投げたボールが左右や高低でどこにズレていくことが多いのかを知らなければアウトローやインハイなどのいいところに投げることは難しいです。
最も投げる割合が高い4シームで自身の現状を把握し、ビデオで今のメカニクスを確認。何が理由でズレているのかを考えることで少しずつ動きが良くなっていく可能性があります。
「何が理由で」という部分では比較対象が必要なので、プロ野球選手の投球動作を数多く見て勉強しましょう。カッコいい投げ方というのは、良い球が投げられる可能性が高い投げ方です。理にかなっているのでケガもしにくいでしょう。
YouTube等であらゆる選手の投げ方が見られる環境が整っていますので、それを有効活用して「身体を動かす以外の練習」を増やしていくことも重要だと考えています。
高校野球ではまだ練習中に動画撮影などさせてくれないところもあるかもしれません。でももしかしたら「自分の投げ方を客観的に見たいのでチームのビデオカメラ(もしくは自分の携帯)で撮影させてください。」と頼めば許可が下りるかもしれません。
明確な意図を伝えられれば相手も納得してくれる可能性が高まります。
スポーツは自分の思った通りに身体を動かせるようになった方が成功する確率が上がります。武井壮さんの動画を見たことがあるでしょうか。
必要な考え方だと思うので、これも是非参考にしてください。