こんばんは伴です。
「年金制度が限界である」というニュアンスの報道がありました。
個人的には「何を今更」と思っていましたが、公式に発言があると衝撃的な発言だと感じている人も多いようです。
さて、現在は「人生100年時代」と言われていますが定年は65歳。
全く仕事をしないと仮定して、35年間無職で生活するための費用はいくらなのかを計算してみましょう。
月に20万円必要だとして、年間240万円。
240万円×35年=8400万円
物価の上昇や医療費が増大することを考慮すると1億円ぐらい蓄えておく必要がありそうです。
さすがにこれは非現実的なので、75歳までパート等で月間10万円稼ぐとします。
10万×12カ月×10年=1200万円
8400万-1200万=7200万円
医療費や物価を度外視してもこれだけの金額が必要です。
65歳までに7000万円~1億円程度の蓄えを作る必要があることがわかりました。
25歳からだと40年→年間250万円
35歳からだと30年→年間330万円
45歳からだと20年→年間500万円
(1億円貯めると仮定)
…普通に貯金しているだけではなかなか厳しい金額です。
何度かここでも話をしていますが、投資をすることで複利の効果を得られるようになります。
21世紀の資本 [ トマ・ピケティ ]などの様々な経済関連の書籍や雑誌で書かれているように
「裕福な者はより裕福に、貧困な者はより貧困になる」と二極化が進んでいく可能性が高いこと
労働で稼ぐよりも投資で稼ぐ金額の方が大きいこと
この2つの事実から、これから少しでも貧困から抜け出すためには「節約をして投資資金を捻出し、それを続けること」が選択肢の1つとしてあげられます。
ただ、投資は当然のことながら「元本割れのリスク」があります。
100万円が1年後に105万円になっていることもあれば、90万円やそれ以下になることも珍しくありません。
自分のなかできっちりとルールを定め、それを実行できる人が投資の世界では成功しやすいそうです。
何事もそうですが、数多くの失敗を経て教訓を得ることで少しずつ上達していくでしょう。大事なのは「動いてみる」「失敗しても続けてみる」「反省する」「勉強する」ことではないかと思います。
割と投資を薦めている記事になっていますが、最後にここ1週間ぐらいで読んだ本のタイトルを載せて終わります。