こんばんは伴です。
最近は吉本興業の問題が連日にわたり報道されています。
事務所を通さずに仕事をした結果、反社会的勢力の人物から報酬を受け取ったということが問題とされています。
これはもちろん問題なのでしょうが、それ以前に事務所を通さずに仕事をしなければ生活ができない状況になっている芸人さんがいるということの方が問題ではないかと思います。
数十年前は芸能事務所がパイプとなり、それぞれの芸人さんと仕事の調整をしていたはずです。
連絡手段が電話ぐらいしかありませんでしたからね。
ところが今はインターネット回線の発達により、個人でSNSのアカウントを保有している人が多数派です。
つまり、芸能事務所を通さずに仕事を依頼・受諾できるシステムが確立されています。
依頼する企業と芸人さんが直接連絡をとり、契約の交渉をすればよいだけです。
事務所に抜かれる金額がないため、企業がこれまでよりも少なめの契約金額だったとしても、個人の収入は増える可能性が大いにあります。
例
企業の支払い(100万円)→事務所(手数料などで60万円)→芸人(40万円)
企業の支払い(60万円)→芸人(60万円)
全ての業界で事務所が不要とは言いませんが、確実に時代は変わっています。