こんばんは伴です。
こんなニュースを見つけました。
「雇用を続けている企業にインセンティブがあまりない」とありますが、当然だと思います。
年齢を重ねるほど体力が落ち、動作スピードも下がります。変化を嫌い、過去の成功体験にこだわり続けると良い事はありません。時代の変化に取り残されていきます。
例えば25歳の社員が仮に年収300万円で、50歳前後の社員(幹部以外)が600~700万円だったとしましょう。
50歳が25歳の2倍利益を生み出していれば問題ないわけですが、おそらくそうではないでしょう。となると企業にとっては「割に合わない人件費を支払っている」と考えるのも自然な話です。
たいして仕事もせず、長く会社にいるだけでは企業に何もメリットがありませんからね。
主要先進国では労働生産性が最低だと言われている日本ですから、こういう事態を機会に働く価値観を大幅に見直しをする必要があるような気がします。
更に言えば「時給換算」が疑問です。100の成果を出せる人間と50しか成果を出せない人間の給料の計算の仕方が、時間あたりで支払われるのがおかしいと思うのは僕だけではないでしょう。
この考え方が生産性を下げる大きな要因だと思うのですが、おそらく制度を変えるのがメンドクサイと思っている企業が多数ですので変わりません。よって生産性は低いままです。
これは非正規雇用に顕著に出るものです。サボっていても真面目に仕事をしていても時給は同じ。
3か月や半年に1度の定期面談で契約の見直しはあるものの、せいぜい10円~20円程度のアップ。
月間150時間働いても3000円程度しか変わらないですから、仕事ができるスタッフは「割に合わない」と思って辞めていくのも当たり前のことです。
デキるスタッフほど辞めていき、その企業でしか生きていけないと思っている人ほどしがみつく傾向が今後強くなっていくのかもしれませんね。
さらに「個の時代」が加速していくのかもしれません。
日本人は集団が大好きな人が多いですからなかなか変わらないかもしれませんが…
ゴールデンウイークが明けて1週間で日経平均株価は1000円ほど下落しました。
明らかに日本の未来が暗くなっているのが目に見えてわかるようになっています。
僕も株式投資をやっていて含み損が増えていますが、現物投資のみなので特になんとも思ってません。「高配当銘柄は買い増しのチャンスかなー」と考えている程度です。
ここから先の日本ではよほどのことがない限り一つの企業で労働を終えることはないでしょう。
しかももしかしたら50手前では雇ってすらもらえないかもしれません。
そうなった時場合、労働だけで収入を得ていた人は0になってしまいます。
そうなるのは困るので、労働以外でも収入を得られるようにブログを書いたり、株式投資で所得を得られるようにしているわけです。
どうやって生きるのもその人の自由ですし未来の事は誰にも分かりませんが、お金はあるに越したことはないので「できるだけ早めに増やせる仕組みを使っておきましょう」というお話でした。
ふるさと納税も払うべき税金額を抑えられる有効な手段です。使えるものは使っておきましょう。
僕は寄付の返礼品で食品を選ぶことが多いです。