こんばんは伴です。
今日は昨日図書館で借りてきた本のレビューを。
400円のマグカップで4000万円のモノを売る方法 「儲けの仕組み」が、簡単にわかる!/高井洋子【1000円以上送料無料】
世の中には多くの企業がありますが、企業が長く経営をしていくのに必要なことがあります。それは言うまでもなく利益をあげること(儲けること)です。
利益の構造は
(売上-原価)-経費=利益(儲け)
です。なので利益を上げるためには
売上の金額を増やすか、原価や経費を少なくする
おおざっぱに言えばこの2点に尽きるということ。
上の式は家計簿にも活かせますね。
収入を増やし、消費する金額を増やせれば貯蓄額はどんどん大きくなります。
飲食店の原価率は30%程度が目安
原価率とは、販売価格のうちどれだけが原価なのかを表すものです 。
1000円で販売している定食があった場合、原価が400円なら原価率は40%ということになります。
なのでこれから外食で何かを食べるとき、(この料理はいくらぐらいの原価がかかっていて、何円の利益が出るんだろう)と考えてみると面白いかもしれませんね。
利益を出しやすいビジネスモデルは「継続できるもの」
身近なところで言えば月額制のサービス。
携帯電話やスポーツクラブ、保険、定期購買コースのサプリメントや化粧品など。
警備会社の契約もそれにあたります。
どうやって長く支払いを続けてもらうかが一つのポイント。
「おとり商品」から本命の儲かる商品へ繋げる
この本に書いてあったのは400円のマグカップをおとり商品とし、そこから消費者と関わりをもって最終的には4000万円の住宅を売るというものが紹介されていた。
これは健康食品関連で割と多いイメージ。
初回90%オフとか通常4000円のものを定期コースに申し込めば初月無料など。
継続されることを前提としていたり、利益が大きなものを本命として持っている会社が、その商品だけでは赤字になるものを売っている。→後で回収できるから
改めて、商売の基本は「安く買って高く売る」というものであるということを確認できました。
なんでもそうですね。
飲食店の場合は材料を安く仕入れ、料理をして食べられる状態にしているところ、自炊では再現できない味があることなどに付加価値があるわけです。
コンビニやネットオークション、フリマなども同じです。
コンビニはメーカーから仕入れ、それを販売することで利益を出します。
ネットオークションやフリマもタダ同然で手に入れたものが、高額で取引されることも多々あります。
最近では令和に関わる号外がフリマで出品されていたりしました。
株式投資やFXなども、基本は同じです。
安いときに仕入れ、高くなった時に売る。やっていることは商売と変わりません。
それが消耗品などの目に見えるものなのか、会社の一部である株式なのか、為替なのかの違いです。
日本人の多くは「儲ける=悪いこと」という考え方ですが、僕はガンガン儲けていきたいと思っています。
自分の提案するサービスや商品に「お金を払う価値がある」と思ってくれた証拠ですから。