ばんかずまのブログ

元独立リーガーの過去、現在、未来。

いきなりですがAとB、本当の時給が高いのはどっち?

こんばんは伴です。

 

今日はお金のお勉強です。

 

今からAとB、二つのケースを紹介しますので本当に高い時給がどちらなのかを考えてみてください。

 

A

時給1200

労働時間8時間+休憩1時間+往復移動時間1時間

 

B

時給1100

労働時間6時間(休憩なし)+往復移動時間30分

 

 

 

(考え中の方はここでストップ)

 

 

では答え合わせです。

 

 

まずA。

時給1200円×8時間=9600円

ですが休憩と移動にそれぞれ1時間かかっています。

つまり8000円を稼ぐために使っている時間は8∔2=10

 

9600÷10=960

 

拘束時間で考える時給は960円となります。

 

 

続いてB。

時給1100×6時間=6600円

このケースでは移動時間に30分かかっていますので

6600円稼ぐのにかかっている時間は6+0.5=6.5

 

6600÷6.5=1015.384... 約1015

 

このケースでは拘束時間で考える時給が1015円となります。

 

つまり、タイトルの問題はBが正解ということです。

 

総額も単純な時給もAの方が高いのはいうまでもありませんが、休憩時間の有無や移動にかかっている時間までを「仕事」と考えた場合で計算していくと上のようなケースが起こりうるということです。

 

人によっては仕事場にいて実際に何かしていなければ仕事として捉えていないでしょうが、僕個人は業務の為に割かなければいけない時間が全て労働時間だと思っています。

 

 

もっと極端な例を出せば、現在北海道に住んでいる人が時給2000円の仕事を8時間するために沖縄へ行こうとは考えませんよね?というお話でした。

 

 

似たように時間とお金の関係がある話をすると、時給1000円で働いている人が往復で40分かかるところに買い物へ行くとします。

 

本人が移動して40分時間をつかうよりも、送料500円払って配達してもらった方が割安だとも考えられますよ、という事です。

(時給1000円の人が40分動く時間の価値は600円)

 

 

全ての行動にお金を絡ませるのが良いのかどうかはひとまず置いておいて、生きていく以上はお金が必要な社会なので賢く生きていきましょう。

 

そして自分の現状の時間単価をいくらぐらいか計算しておくと、どのような選択をしていくとよりお得かがわかるようになっていきます。

 

是非1度計算してみてください。

 

 

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