ばんかずまのブログ

元独立リーガーの過去、現在、未来。

パワプロツイートから考える日本人の疲弊

こんばんは伴です。

少し間が空いてしまいました。

 

昨夜何気なく投稿したツイートが軽くバズっているので戸惑っています。

 

 

言いたかったこととしては

 

休む事は悪なのか?

その価値観はどこからきているのか?

今の社会で「休む=悪」は悪しき体育会系の弊害では?

組織の勝利の為に自分の身体を犠牲にするのは果たして良い事なのか?

ではその組織の勝利は誰の手柄になるのか?

数値でしか判断できない指導者は危険だよね?

日ごろから選手のパフォーマンス、顔色、練習中の様子ちゃんと見てる?

朝から晩まで練習と勉強で休みなしでもつと思う理由は何?

練習させるならそれに見合う栄養補給とか休養の方法は伝えてる?

そんだけ練習してその競技嫌いにならない?

同じ練習ならやる気高いほうがいいよね?

そのスポーツを楽しめないとやる気出ないよね?

とはいえ楽しいだけじゃ上手くならないのは充分わかってるよ

大事なのはメリハリ、オンオフの切り替えじゃない?

1日無理させて1か月離脱させる方が選手にとってマイナスじゃない?

それがきっかけで選手辞めない?

練習させることが指導者の自己満足になってない?

そもそも部活って自主的な活動だよね

仕事じゃないよね

 

 

このあたりを凝縮したらあのツイートになりました。

 

賛否両論あってしかるべきだとは思いますが、今のところ賛成の意見を多く目にします。

 

ここから推測するに、これまで野球に関わらず多くの部活動で似たような経験をされている人がかなり多くいるという事です。

 

39度の熱があっても「休むな」と強制させられたり、休み明けに体調不良で休むとペナルティがあったり。

(休み明けに体調不良になるのは、疲労しすぎて疲れを感じるセンサーが壊れていたのが正常に戻り「疲れてるから休め」という指令が身体からでている説があります)

 

この尋常ではない行為ができるのは「若さ」と「3年間という期間限定」があるからです。

 

同じことを30-40代の男性ができるでしょうか?

恐らく大半の人は無理です。

 

そして質が悪いことに、この学生時代の経験を生かして「若いうちは何やっても耐えられる」という謎理論を確立させて新入社員や新入部員に無理を強います。

 

そのせいで普通の人は「あ、辞めよう」と辞めます。

そんな中で残るのは「その分野でトップになる」とか「プロに行きたい」とか明確な目標がある人のみになってしまいます。

 

あとは「辞める事は悪」「続ける事、耐えることが素晴らしい」という教育(洗脳?)を受けている人が残ります。

 

「辞めたいけど辞めると親や先生に何か言われるしな…」と思いながら。

 

 

会社に入っても上の価値観で無理を強いる人はたくさんいますし、そういう人が上司の会社に入るとまぁ大変です。

 

頑張っている割に成果がでない。

もっと頑張れと言われる。

毎日仕事に行く、学校に行くのが憂鬱。

本気で朝が来なければいいのに。

 

と思っている人がいるのなら1週間ぐらい休むのもありなのでは?

 

 

時には体調不良でも耐えて乗り切らなければいけないこともありますが、それは本当に緊急事態の時のみです。

 

基本はきちんと休んで、毎日「今日もしっかりやるぞ!」と思える体調にしておくことです。

 

仕事も練習も休養も計画的に。

死んでからは遅いんですよ。