こんばんは伴です。
今ぼくはトレーナーとして仕事をしていまして、パーソナルトレーニングというマンツーマンのトレーニング指導や提案もしています。
運の良い事にパーソナルトレーニングを継続してくださる方がかなり増えています。
もちろん全員がずっと継続しているわけではないですが、おそらく継続率は高いほうだと思います。
一般的にジムに入会してから、トレーニングを1年以上継続できる人は4％前後と言われています。
それだけ継続することが難しいのです。
ではなぜトレーニングを継続できないのかを考えていきます。
・明確な目標がない
・トレーニングが楽しくない
・効果が実感できていない
・時間がとれない
・気分が乗らない
・優先順位が低い
・ジムに行くまでに労力が必要
これらを一つずつ解説し、解決策を書いてみます。
・明確な目標がない→めちゃくちゃ簡単な目標を立てる
よく聞くのは「最近太ってきたから痩せなきゃなぁと思って」という意見です。これも目標ではありますが、はっきりとした数字にした方が目標としてより良いモノになります。
「3㎏体重を減らす」なども明確な目標です。ですがこれは結果にしかアプローチできない目標なので、それ以外にも行動に対する目標を立てるのも良いでしょう。
「1日10回腕立て伏せをする」や「通勤通学以外で1週間で合計10㎞歩く」などがそれにあたります。
・トレーニングが楽しくない→運動ができている自分を褒めることから
トレーニングが楽しくない理由のなかに「日本人は正解を追い求めていきすぎている」という傾向にあるのが一因だと考えています。
あくまでも健康管理や趣味の一環なので、まずは自分の好きなようにやってみるということから始めることをおススメします。
多くの人が「どうしても身体を動かさないと気が済まない」というレベルの運動好きではないはずなので、わざわざジムなどで筋トレやレッスンに参加しているだけでも充分に「非日常的な活動ができている」と捉えて良いと思います。
「自分の健康管理に時間とお金をかけられているワタシ偉いじゃん」と自己満足することはトレーニングを楽しむために有効です。人生なんて死ぬまでの自己満足ですよ。
・時間がとれない→ジム以外の運動方法を知る
ジムでトレーニングした方が多くの運動からやりたいモノを選べるというのが大きなメリットです。が、どうしてもジムに行くほどの時間が取れない期間が続くこともあります。
ここで「ジムに行けないから」と全く何もやらなくなると、せっかく続いてきた習慣が切れることになってしまうのでもったいない。
自宅で道具0でもできるシンプルな運動でもよいので「運動を継続する」ことを最優先にしておくことをおススメします。
個人的には腕立て、腹筋、スクワットを1日1分間本気でやるだけでもそれなりの効果が見込めると思っています。
1分間本気で各種目をやってみてください。意外とキツイですよ。
これをやれていれば、またジムに行くだけの時間がとれた場合にスムーズだと思います。
・気分が乗らない→何もしなくてよいからひとまずジムへ行く（シャワーだけでも）
人間0から1へ動くのが1番エネルギーを必要とします。なので、1へ動くためのハードルをできる限り下げてあげることを1番に考えます。
もしこれでジムにたどり着ければ、人によっては「せっかく来たしちょっと動いて帰ろうか」となるので運動をして、軽く汗をかいて帰れるようになります。
ここで大事なのは「本当にシャワーだけで帰ってもOK」だという事です。
ジムに行ったという事実が大事です。
・優先順位が低い→そもそもそういうものだと自覚する
「ジムで運動することが生きがい」という人は少ないので、これは仕方がないことです。
なので、優先順位は無理に上げようとせず、ここまで上に書いたような事を実行していくことで習慣化されていきます。
必要なことは「優先順位を度外視した領域まで持っていくこと＝習慣化」です。
ちなみに、習慣化されるためには3週間以上の継続が必要だとか。
・ジムに行くまでに労力が必要→ジム選びは通いやすさ最重視で選ぶ
ジムを選択する場合、多くのチェックポイントがあります。施設の清潔感やマシンの充実度、会費の高低、立地、お風呂などの充実度など。
いろいろありますが、トレーニングを続けるという一点に絞って考えた場合は自宅or職場からのアクセスの良さを最優先に検討するべきではないかと思います。
「ついでに寄れる」ぐらいの場所にないと、実際に継続していくことは難しいでしょう。
会費についてはいろいろな考え方があります。
「長く続けるためには安くないと難しい」という考え方もわかりますし
「多少高めの会費を払っておかないと、行かなきゃもったいないという考え方にならない」と感じる人もいます。
なのでそこは個人の思考を優先してよいと思います。
ただ、移動に30分以上かかる月5000円のジムと5分で着く月1万円のジムがあるなら、1万円のジムを選んだほうがよいかもしれません。
月に10回行くとして、往復で50分×10回で500分。8時間以上の節約になります。
差額5000円÷8時間＝625円/時間
ほとんどの人は時給1000円以上のはずなので、1万円で近いジムのほうが移動時間などを含めると割安だという計算になります。
大事なことは自分がどういう性格なのか自覚をすること
これはあくまでも個人的な話ですが、僕は本当に移動時間というものが嫌いなのでできる限り外に出たくありません。
なので自宅の物置部屋になっているところを清掃し、ホームジムを制作しました。
これで移動時間0でいつでもトレーニングができます。
機材をそろえるのに10万強かかりましたが、毎月1万円かかるジムに通っていた場合は1年で同額支払ってしますので全く後悔していません。
もしトレーニング器具を手放すことになったとしてもヤフオクやメルカリ、ラクマなどで売れば良いのでおそらく半額ぐらいは戻ってきます。
仮に5年使ったとして、処分する際に5万円ほど返ってきたら実質負担額は6万円ほど。
1年12000円なら1か月1000円です。
格安のジム利用料です。
この考え方はあくまでも個人的なものなので、ぜひ自身の性格と思考にあった運動習慣を身に着けていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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